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高級振袖情報を娘には聞かせないでほしい

予算は10万円と決めて、娘と一緒に着物屋さんに行った私は、その着物屋さんで溢れる高級振袖情報に冷や冷やしていました。これは娘が19歳のとき、20歳になって成人式を迎えるにあたって、その成人式に着ていくための振袖を選んでいるときのことでした。20歳になると、成人という大人の仲間入りをするために、その式典が開かれます。それに出席する女の子の多くは、振袖に身を包み、誰しもが大人の女性として、美しく変身するものです。私の娘も、とうとう20歳を迎える間際まできていたのでした。この成長はもちろん、親としてとても嬉しいことでもあるのです。

そうして、そんな成人式のためには、綺麗な振袖を着せてあげたいという気持ちもあります。しかし、何でもかんでも願いを叶えてあげられるわけもなく、それはきちんとお財布と相談をして、それなりの振袖を着てもらわなければなりませんでした。そこで私は、娘を連れて着物屋さんに行く前に、その予算は10万円と決めていたのです。この10万円というのは、決してケチっているわけではなく、十分に素敵な振袖を購入できる金額であるものでした。そうして私たちは、一緒に着物屋さんに行ったのですが、ちょうど成人式の準備にかかるシーズンだったこともあり、私たちのような家族で着物を見に来られている方が多くいらっしゃったのです。そのため、着物屋さんの中では、様々な客と店員さんとの会話が飛び交っていました。そんな中、私は聞こえてくる情報に、冷や冷やしてしまったのでした。なぜなら、ある家族総出で来ている客が、あまりにも高級振袖情報ばかりを口にしていたからでした。

1着で数十万円もする振袖について話し、実際にその振袖に腕を通したりもしていたのです。私はこれを見たとき、娘もこの高級振袖を着たがったりしたらどうしようかと、不安に感じてしまったのでした。たとえ予算を10万円と決めていたとしても、もし娘に着たいと言われてしまえば、その希望を叶えてあげたいと思ってしまいます。そんな私は、着物屋さんにいるあいだ、娘にはその高級振袖情報が耳に入らぬようにと、ずっと願っていたのでした。しかし幸いにも、娘が気に入って選んでくれたのは、価格もお手頃な振袖だったため、予算内で購入することができたのです。希望通りの振袖を手に入れた娘は、とても嬉しそうにしていました。高級振袖情報に気持ちを惹かれなかったことに、一安心した出来事でした。